変更はよく状況把握からの対応が重要

プロジェクトマネジメントで真価が問われるのが変更に対する対応。そのためプロジェクトマネージャは常日頃からアンテナを張り巡らせておく必要があると言われます。そのうえで変更と考えられる事象を察知したら、早めにその真意を確認するとともに影響範囲も予測しておくことが大切とされています。制作段階ともなれば各作業者も持ち時間や続く工程への影響、予算面、与件への影響等々、変更内容にもよりますが、検討事項は多々あると考えておいた方が間違いないと言えそうです。そのようなトータル的な考察のうえで、関係者と打ち合わせをしたり、事と次第では発注者まで連絡しなければいけなくなることも考えられます。あらゆる状況を踏まえたうえで、対応策を考えていくべきで安易な変更対応は制作者側のみならず発注者側へも禍根を残すことになりかねません。